自分責めのスパイラルを知恵熱がクリーニングしてくれた(笑)〜身体の反応は潜在意識からのメッセージ〜

 

とうとう4月1日になりました。

年度末の1週間は結構忙しくて、今の職場の全体の進行管理が「できているかどうかの不安」が増えてきて、頭を悩ますとともに、心も不安定になりましたね。

その不安の正体は「ちゃんとできているかどうか」

「果たして自分は自分の職責を全うできているのかどうか」

そしてそれは、「自分が納得しているかどうか」ではなくて、「職場の上司や部下からどう思われているのか」という部分にとても緊張感がある。要するに他人軸ですね。

上司や部下に直接確認したわけじゃないのに、「多分、みんなはこれくらいできていないといけないって思っている」と『自分が思い込んでいる状態』

で、「自分がいまやっていることは、皆の期待には応えられていないんじゃないか」という強迫観念に支配されて、久しぶりにぐるぐるとネガティブな思考の堂々巡りをしていたわけです。

夜もよく眠れない。

あとで思ったんですけど「皆の期待」っていうのは「自分の期待」がすり替わってしまっていて、結局自分で自分を責めていたわけです。

自分責めの強さとそのしつこさといったら・・・バカみたいですが抜け出せない!

 

なんだかんだいって、「自分はまだまだだなぁ」と思いましたね。さらに落ち込んだ・・・

 

そんなある日、終業時間後に春なのに寒気が出てきて、どうやら熱が出ている感じ。

まさかインフルエンザでは?!

ただでさえ忙しいのに勤務を休むわけにもいかないので、その日は早く帰って寝ることにしました。

体温を測ったらなんと38.5℃!

インフルエンザ並みの高熱です。

午後8時なのに横になりましたが、頭が朦朧として、寝ていることしかできませんでした。

 

でも、これがよかったんですね!実は!

高熱が出ると、頭がボーッとしてある意味強制的に瞑想しているような状態になりますね。

そこには、思考の回転を緩めるという効果がある。

ただ、ボーッとしてるしかない自分になれる。

一晩、熱で汗をしっかりかいて翌朝目覚めると、なんとスッキリ!

熱も下がっていて、インフルエンザではなかったのです。

完全復活ではないですが、ほどよく思考の悪循環がなくなっていて、身体は少しだるいけど力は入らないのでバランス感覚が鋭くなっている。

筋肉で姿勢を制御しているというよりも、構造をうまく使ってバランスを取っている感じ。

武術の稽古でも病み上がりのときの方が力が抜けて実は相手に対する効果が大きくなるという皮肉な経験をしたことがあります。他にも疲労がひどいときとかね。

 

で、思ったのは、今回のこの発熱は子どもによくある「知恵熱」のようなものではないかと

大人であってもストレスが過度にかかると発熱を起こすことがままあるようですね。

ストレス性高体温症とか言うらしいです

 

久しぶりに仕事でストレスを抱えてしまって、潜在意識とのつながりの強い身体がそのストレスの原因であるネガティブ思考の回転を弱めるために発熱を促した・・・私はそう感じました。

なんと言っても本当に効果的でしたから・・・

だから、総じて言うと、実は高回転の意図的な思考や、これによる身体制御をしようというのは、もしかしたら「無駄」が多いのかもしれないですね。

気休めでなく、ある意味その瞬間、瞬間に身をゆだねるということの大切さを教えてくれたんじゃないかと思っています。

 

今までもこんなことあったと思うんですけど、こんなにハッキリとその目的とメッセージを感じる身体反応はなかったですね。

潜在意識とうまく付き合う方法は、身体感覚に耳をすますというのが重要ですのでね(笑)

 

 

 

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