「最高のリーダーは何もしない」を読んだら、塚田農場に行ってみたいと思った!
今日は早朝5時から青春18切符で在来線の旅
電車の中ではこんな本を読んでいます
私は、とある役場で係長的な仕事をやっています。
チームリーダーのようなイメージです。
今年になってから、特に感じ始めたのが「自分にはリーダーシップが乏しいので、部下たちに迷惑をかけているのではないか」ということ。
このブログでは私の個人的なメンタルのお話も書いていますが、私は他人に指示とか命令することがとても苦手です。
まあ、メンタルのコーナーでも触れてますが人づきあいが苦手なもので・・・
で、この本を見つけて「現在のリーダーのあり方」について学ぼうと思ったわけです。
それも、「何もしない」っての、魅力的ですよね?(笑)
さて、まだ読み始めなのですが、最初の項に出てきたのが飲食業界の「塚田農場」などを展開するエー・ピーカンパニーの社長の話
このチェーンでは、「なにを目指して我々は商売をしているのか?」といった、ビジョンをしっかりと伝え、あとはこの理念をもとに判断は現場に任せているのだそうです。
自分もこれには同感で、あれやこれやと指示があるのではなく、方向性をしっかり定めることで、この「方向性」を実現するために、職員それぞれの「やり方」でやるのが最も効果的だと思っています。
で、ブログの方向が変わりますが、ふと思ったこと
「うちの職場(役場)にはビジョンが無いなぁ」ってこと
いや、カタチとしてはあるんですよ、総合計画とかいろいろ・・・
でもね、毎年首長が国とか県の動向に言いなりなんで、コロコロ変わるんですよ。
組織改編も毎年やってるんですわー
「組織の編成と名前を変えるだけ」なんですけどね
お陰で職員自身が職場の名前を覚えられなかったりして、混乱するだけなんですよね
成果主義で何か仕事をした「カタチ」を見せないといけないから、アリバイづくりしてるってのが、私のイメージです
でね、
この本に出てくる企業のリーダーがしっかりとしたビジョン持ってて、社員がこのビジョンを共有しながらも自分の個性を活かしてイキイキと働いているところを想像すると、凄く羨ましいのですよ
まあ、「隣の畑」かもしれませんけどね
でも、国民や市民を守るという大切な仕事、それも一年や二年という短いスパンじゃなくて、もっと長期的な理念を持っていなければならないはずの役場が政治家が作り出す「流行り」に振り回されているのは間違っていると思うんですよね。
だから、これまでも地方の振興なんて進んで来なかったんじゃないでしょうか?
人口が減ることなんて、かなり前からわかっていたのに、当時は「わからないふりをしていた」し、「市民にもわからないようにしていた」わけですよ。
今でも、これから縮小社会が進むってのに、年間維持費が数億もする要るのかどうか疑問な施設を作ろうとする。
知らないのは行政のやることに素直な市民だけ
でも、そのお金は国民や市民の税金ですからね
行政経営は、市民全員が出資者なのですから!
ただ、法律で取り上げることができる「仕組み」なので、「官公庁が当然に手にすることのできるカネなのだ」なんて思い上がってるんじゃないかな
口では言いますよ!「皆さんの血税だ」って
それは、頭に組み込まれたただの条件反射で出てくる言葉でしかなくなったら、全く意味がない「コトバ」
とまあ、いつものような愚痴になったけど、ビジョンを大切にしている職場を覗きたくなったというのが、今の気持ち。
では、旅を続けますね