地方の道路の夜は怖い
とはいっても怪奇現象とか幽霊が見えるとかではありません。
最近歳をとってきたからかわかりませんが、夜の運転は目が見えにくくなって怖いと感じることが多くなりました。
そんなときにとある自動車専用道路を運転していてとても怖かったんですね。
何が怖いかって、センターラインや路肩のラインが消えている・・・
そして、その道路がカーブが連続するような場合、対向車がいたりするといったい自分がどこを走ればよいのか一瞬わからなくなってしまうのです。
下の画像はまだラインがきれいに見えるところ。
でもここからちょっと先はもうラインが消えていてわかりにくいですね。
そして上の画像はラインがかなり消えていて、なおかつ合流場所なので3車線あるという状況。反対車線側の合流と合わせると4車線ですね。
そしてこの画像はドライブレコーダーのものなので、調整されているから見えているような画像になっておりますが、実際の目視の実感とは異なっています。
何が言いたいのかというと、以前にもこんなことを書いたかもしれませんが、日本の道路行政では道路の新設するような場合には補助金や交付税措置が手厚いが、維持管理についてはあまり支援が得られないようです。
人口減少社会を迎えて、そうはいってもインフラ整備はかなり進んできたと思いますが、かつての高度経済成長期のようなお金の使い方というのは、これからの日本にはそぐわない気がします。
地方自治体の公務員の方に話を聴けば、予算がないからラインの引き直しなどの維持管理ができないみたいなことを言われるのですが、東京や大都市に集中している税収を効率よく活用する、ある物を大切に使っていくという視点からお金の使い方を変えていった方が良いのじゃないかな、と思うのですね。
これは、今日感じたことじゃなくて、もう何十年も前からそう思っているんですけど、本当のところはどうなっているのでしょうかね?
なにはともあれ、交通事故が起こらない道路行政をよろしくお願いしたいところです。