相手に伝わる「褒める」
昨今では、子供たちはもちろん、大人に至るまで、日本人は「自己肯定感が低い」ということがあって、承認や褒めることが大切と言われるようになりました。
先日、コーチングの研修を受けたのですが、コーチングの基本は「できていることを承認して伸ばす」のだそうです。
できている現実をお互いにしっかり認識しようということでしょうね。
で、わずか1日の研修だったので、さわりを知るというか、体験する程度だったのですけど、「褒める」ことが「ちゃんと伝わるのがいいな」と思ったのです。
褒めることは、言葉で発するので、発信された「言葉」を解読すると褒めていることは明らかかもしれません。
ですが、「ちゃんと伝わっていますか?」ということが、私の一番大切にしたいところです。
私が思う「褒める」とは、「相手のすばらしい現実を、自分自身が心から喜んでいる」状態です。
言葉では発していても、心から発信されているか、この部分が「伝わるかどうか」に大きく関わっている気がするのです。
伝わるとは、音声や文字だけではない。
目には見えないものがちゃんと乗っかっているのか?
そこが大事だと思います。