心の土台(潜在意識)が改善すると、生き方が変わっていく
この画像は「同じ人であっても、潜在意識が変わると生き方が変わる」というイメージで選びました。
グレーでうなだれている人は、ネガティブな感情を生み出すビリーフにとらわれてしまっている人。
青空の方の人は、余計なビリーフを解除して前向きな人生を見つめられる人。
心の土台である潜在意識が変わると生き方が変わっていく・・・実はこれもまた自分の実感であります。
以前の私は、とても自己否定の強い「考え方(ビリーフ)」を持っていました。
「自分がどうしたいか」はまったく無く、「他人からどう見られるか」がすべての生き方でした。
なので、「人生夢を持って生きよう」とかいう言葉の意味は頭で理解できるのですが、自分の中にはまったく「実感」はありませんでした。
自分がやりたいことは何なのかわからないし、あるとも思えない。
自分であって自分でない人生を約50年も過ごしてきたわけです。
親や社会からインプットされた「他人の価値観」が「自分の価値観」であると信じて・・・
自分が自分じゃない状態で幸せを感じられるはずもなく、仕事も楽しくなくて、うんざりした日々を送っていたのです。
心の基本的な構造がそういうシステムで回ってますから、何をやっても「なんとなくもやもやする」「遊びに行ったのに疲れて憂鬱になる」「日々の暮らしに前向きになれない」という、常に心が疲れている状態だったのだと最近気づきました。
それは、間違いなくビリーフリセットによって、自分の考え方が変わってきたからだと思います。
どういうところで気付いたかというと、最近の私はとても行動半径(距離)が広くなったのと、行動の幅も大きくなりました。
とにかく昔に比べると世界の広さがぜんぜん違う!
先週も東京に1泊2日で行ってきましたが、月曜日からの仕事も元気です。
カウンセラーとしての勉強を始めてから、活動の種類は、何個も増えました。でも、心が疲れないのです。むしろ楽しいことが増えてきている。
辞めようと思っていた仕事もなぜか楽しくなりました。
1年前までの自分であれば、好きなことをやったとしても、「原因不明の徒労感」がやってくることが多く、「終わりを悪くしてしまう」のです。
「終わりよければすべてよし」という言葉がありますが、逆に言えば「終わり悪けりゃすべてダメ」ってなりますよね。
それは、「こんなことをしても、どうにもならない」だったり、「何をやっても自分は幸せになれるはずはない」とかいう感情が、自分の心の根底(潜在意識)に深くこびりついていたからだと思います。
だから、ポジティブシンキングを真似して自分で気持ちを切り替えようとしても、心のたった5%しかない顕在意識があがくだけで、心の95%を占める潜在意識はまったく人生に希望が持てないプログラムで動いていたのですね。
人が自分を変えようとしても、なかなか変われないのにはこういう「心の構造的特徴」があるのですね。
中には、顕在意識レベルで自分を変えられる人たちもいるとは思いますが、世の中にはいろんな人が存在しますから、どちらのタイプも居ておかしくないのです。
もうひとつ、以前からチャレンジして、何度も挫折したことがありますが、つい今週、もう一度再挑戦をすることにしました。
ここでまた感じることがあったのです。
何度も挫折しているのに、再挑戦することに対してまったく不安がないのです。
素直に「また挑戦してみよう!今度はいろいろ自分なりに工夫してみよう」って考えていて、以前なら頭のどこかに必ずあった「どうせうまくいくわけない」という漠然とした不安・無力感が無くなっていることに気がついたのです。
そして「ダメだったらダメでもいいや」という執着の無さ!(笑)
なので「またできなかったら自分はダメ人間だ」なんて考えないようになったのです。
こういう「考え方の変革」は自分の日常の生き方にすごくプラスになりました。
「不安を手ばなせる心」って、とても楽になりますね。
こうやってビリーフを解除していくためには、恐いかもしれないけれども、今現在、自分が信じ込んでいる『考え方』を一度見つめた方がいいと思います。
「ただ見つけるだけ」で結構変わりますよ。そんなもんなんですよ。
そして、もし自分を苦しめているのが「自分の考え方」であったとしても、それは決してあなたの責任とは思わなくて結構です。
ビリーフは「本当のあなた」が意図的に作り出したものではないからです。
今までの人生で「たまたまそういう「考え方のくせ」が、外的要因により、ついてしまっただけ」なのですから。
「なくて七癖」ということわざもありますが、人には一人ひとり必ずくせがあるように、「考え方」も百人いれば百とおりあるはず。
一度「自分の心のくせ」を見つめる時間をつくってみたら、人生、もっと楽しく生きられるかもしれませんよ!