まちのあちこちには「愛」がある~これをつなげていくために~

「社会を明るくする運動」って知ってますか?

犯罪をおかしてしまった人の社会復帰を支援する活動です。

わかりやすそうなサイトを見つけましたので、リンクを貼っておきますね。

「おかえり。」(更生保護ネットワーク)

この夏、パレードを見つけて気になったので、どういう活動なのか、どういう人たちが関わっているのかを調べてみました。

主に活動をしているのは「保護司」の人達

犯罪を犯して刑務所に入らなければならなくなった人たちの社会復帰支援に取り組む人たちです。

でも、元警察とか特別な人たちじゃなくて、まちの普通のおじさんやおばさん達でした。

それに教誨師という宗教関係者の方々、自分達の宗教の教義によって、人々の心を前向きに変えていけるよう導いておられます。

それから、書道や芸術と言った教養面の豊かさを身につけてもらおうという芸術家の方々の団体

 

今まで知らなかったんですが、これってとてもすごい事だと思います。

やはり犯罪を犯してしまった人たちと接するのって、ちょっと恐いイメージがあります。

だからこそ、彼らの社会復帰は難しい。

だから、結局同じことを繰り返してしまう。現在の刑務所は、高齢の受刑者で一杯で、まるで老人ホームのようなんだそうです。

実は、こういった感覚は、きっと昔から変わっていないんだと思います。

でも、そういった社会の中で、連綿と救いの手を差し伸べてきた人たちがいる。

この世の中も、実は本当に捨てたもんじゃない。

この社会を良くするためには、一人ひとりが幸せであったほうがいい。

とても勇気のある人達

とても愛の深い人達

 

聞けば、こういった運動に取り組む地域の団体も、高齢化と人材不足で活動が危ぶまれているそうです。

でも、同じように人を支えていこうと思う人間は、次々と出てくるはず。

せっかく先人が取り組んできた意義のある、そして愛のある取り組みを、絶やすことなく続けていくことはとても重要なことじゃないかな。

そのためにできることは、なんだろう?

今、取り組んでいる人生の先輩方、あなた達の愛あふれる行動を引き継いでくれる人を探しませんか?

どうやったら、その人たちの心に皆さんの意義ある心や行動を知ってもらうことができるでしょう?

私も考える。私にできることは何か?

皆さんも考えなければ、待っていても後継者は現れない気がする。

 

今まで惰性でやってきた面もあるかもしれないが、こういった社会を明るくする運動や自治会活動、PTA や子ども会、青少年健全育成の団体は、まさに存在するだけでもものすごい価値を持っていると思う。

これがさらに進化し続けたなら、もっとすばらしいんじゃないかと思う。

今年何をするか?行動した回数も成果と言えるが、その活動の中からどんな「思い」を養ったかこそが、本当の成果じゃないだろうか?

皆さんの行動は、「単なる行為」ではない。

その奥底には、人間として一番価値の高い「愛」が暖かく脈打っている。

伝えるべきは、この「愛」ではないでしょうか?

そういうふうな意識で周りを見渡してみると、どうでしょう?ちょっと景色が変わって見えませんか?

 

関係記事:子ども達を見守る組織があること「そのもの」に意味がある

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