2017 09 24 お台場にユニコーンガンダム登場。そして変身!
2017年9月24日、ファンが待ちわびたユニコーンガンダムがお台場のダイバーシティ東京に降臨しました。
東京に行く機会がありましたので、早速訪れてその勇姿と変形ギミックを堪能してきました
以前に展示されていた初代ガンダムは、ただポーズをとって立っているだけでしたが(それでもカッコよかったですけどね!)、新しいユニコーンガンダムは、劇中の変身シーンを再現するという演出が定期的にされるという画期的な企画となっております。
やはり、たんなる立像ではなく、動きがあるというのは、本物のモビルスーツを彷彿とさせて、とてもワクワクしますな!!
さて、そのユニコーンガンダムですが、こちらが「優しい時の状態」(笑)のユニコーンモード
そして、劇中の音楽に合わせて変身すると、ニュータイプ(宇宙に適応した新人類)を殺戮する「デストロイモード」になり、体のあちこちが怪しい光を放つようになります。(だいたいこういう顔がガンダムの特徴でして、劇中でもデストロイモードに変身したところで、登場人物たちが「なに?新型のガンダムか!」と驚愕するシーンがあります)
それでは、その変身のプロセスをご覧ください。
さすがに間髪入れない素早い変身をするアニメの劇中のようにはいきませんが、実物大でここまでできれば御の字でしょう。
お昼はこんなかんじですが、夜はもっと光の演出がすごいらしいです。
できれば今度は夜来たいですね〜
変身の演出スケジュールは特設サイトに出ていましたので、こちらにリンクを貼っておきます。
私は時間を勘違いしていたので、行かれる方はよく確認をしてから行かれることをお勧めします。
さて、 角が一本のユニコーンモードからデストロイモードに変身する演出により、しばらくはデストロイモードのままになります。
演出の直前に到着し、ユニコーンモードの写真があまり撮れなかったので、そのうちデストロイモードからユニコーンモードに戻るだろうと思って待っていたのですが、1時間経っても戻りませんでした(笑)
はたして、ユニコーンモードで立っている時間はどれくらいあるのでしょうか?
個人的には一本角のユニコーンモードが好きなので、ちょっと残念だったかな?
でも、ガンダムUC(ユニコーン)は、ドラマが素晴らしい。
この実物大立像のギミックだけ見ると、ロボットアニメという印象が強いと思うのですが、実は人間ドラマが深いです
もともと、一番最初の機動戦士ガンダムシリーズ(主人公のアムロとシャアの物語)は、当時の一般的な勧善懲悪劇(悪い奴らと戦う正義の味方)とは路線を異にし、普通の人たちが戦争に巻き込まれて殺しあう悲しさを描いていました。
ガンダムUCは、この「ファースト」と呼ばれているアムロとシャアの物語を完結させる位置付けの作品です。
全7話構成となっており、1話あたり1時間半から2時間の超大作です。昨年はこれを30分程度に切り分けてテレビでも放映されました。
ユニコーンでも「戦争の愚かさ」「人間のどうしようもなく割り切れない感情」「頭ではそれがわかったふうな感じはするけど、つい闇に流れてしまう悲しさ」などがたくさん出てくる登場人物たちを通じて表現されます。
人にはそれぞれ生まれてから成長するまでに、別々の人生を歩んでいます。
それは、その人にしかわからない喜びや悲しみ、苦しみや怒り、憎しみや妬みに彩られています。
誰が良いわけでも、悪いわけでもない。
ただ、生きてきた。自分の生き方を信じて。
私の好きなセリフにこういうのがあります
「悲しいな。悲しくなくするために生きているはずなのにな」
ガンダムというドラマの特徴でもあるのですが、主人公は味方の大人や敵方の大人たちと触れ合う中で、こういった言葉のやり取りをして疑問を感じたり、迷いながら世界を争いから救うために戦い、成長していきます。
そして心ある大人たちが彼を守り、支える。
「自分はあんな大人になりたい」と思うし、理想どうりにはならない人間社会の切なさに涙が流れることもあります。
また、主人公のように純粋な気持ちで感情を爆発させたいと思ったりもします。
つい長くなってしまいましたが、ガンダムを見たことがない方にも、ぜひ観ていただきたいと思える作品です。
まあ、以前のシリーズを観てない方には、ストーリーがわからないだろうけどなあ〜