引きこもりを社会復帰させて地域社会の人材を増やそう!
現在、クラウドファンディングのReady forでプロジェクトへの支援を呼びかけているのが、山口市の岡村達夫さん
ご自身も引きこもり経験者なのですが、今では社会復帰を果たし、会社の経営者として、また、NPO支援のファンドレイザーとしても活躍されています。
そして、このたび、引きこもりが社会復帰できる全国モデルを作りたいとのチャレンジだそうです。
プロジェクトについて詳しくは、こちら
引きこもりの方たちは、山口県内でも2万人はいると予想されています。
150万人足らずの山口県ですら2万人?!
全国で言えばいったいどれだけの引きこもっている人たちがいることになるのでしょう・・・
非常にもったいない話だと思いませんか?
ここ数年、国や地方自治体は、人口減少を取り上げて「地方創生」だなんだと躍起になっていますが、実はこれまでもやってきた地域振興策をネーミングを変えているだけですよね。
本当に、真剣に人口減少社会を何とかしたいんだったら、こういう「引きこもりの人たちの社会復帰を支援する」とか「自殺者を減らす」とかにもっと本気で取り組むべきだと思っています。
なんか知りませんけど、「移民の受け入れを検討する」とか、ありえない、信じられないことです。もっと足元をちゃんと見てほしいと思うのは私だけでしょうか?
「減らない人口の種」は沢山あるし、その種を育てるためにやるべきことはもっと沢山あるような気がします。
「今、存在する命や人を大切に育てる」
この視点無しに、「人口減少を食い止める」とか、なに偉そうなこと言ってるんだって感じです。
けど、現代日本の国民は市民は、それを容易に受け入れてしまうんですね、あっさりと。
本当に理解のある、素直な国民だなぁと感心します。
さて、話を元に戻しますと、私は「今ある地域社会の人材の卵」「今ある命」をなんとしても守りぬき、ちゃんと育てる必要があると思うのです。
そして、その具体的な取り組みの一つがこういう形として出てきたというわけ。
このプロジェクトの紹介を見ると、一般的に引きこもりに対する支援はほとんどないらしいですね。
だから、NPOなんかが独自で取り組んでいる。
山口の「認定NPO法人支えてネットワーク」は活動を始めてから13年の実績を持つとのこと。
ちなみに、私は引きこもったことはないのですが、精神的に非常に近いものを感じます。
それは、人間関係などが原因で社会に適合できなくなった人たちが多いということだからでしょう。
自分自身人付き合いが苦手で、今でも周囲になじめないといったビリーフを感じていて、今年から来年にかけてはこの「ビリーフのリセット」に取り組みたいと真剣に考えています。
おそらく、引きこもっている人たちも、子供時代の心の傷なんかが原因で、ネガティブビリーフを持っているんじゃないかなと思うのです。
この個人の心(潜在意識)に潜むビリーフの話は別の記事で取り上げますが、こういったNPO活動の実績に基づく新たなチャレンジというのは是非応援したいと考えています。
過去の記事 「なぜ、あなたは変われないのか?」を読んで、自分のビリーフと向き合う
こういった取り組みにもっと国も本気になって欲しいのですが、志ある者で支えるしかないですね。
具体的なプロジェクトの内容はサイトで確認していただくとして、もしこれを読んでくれたあなたも、私と同じようにこういった「今ある種を大切にしたい」と思ってもらえるとうれしいです。