「季節の野菜懐石 なないろのんた」旬の有機野菜のフルコースでデトックス!
目次
「なないろのんた」は、自然の有機食材にこだわったお店
季節の野菜懐石のお店「なないろのんた」は、山口県山口市の仁保という山に囲まれた農村地域にあります。
徹底的にオーガニックにこだわったお店で、僕はベジタリアンというわけではないのですが、数年前にこのお店ではじめて野菜と穀物だけの食事を食べたとき、「毎日は無理だけど、たまにはこういう食事を取り入れると身体に良いだろうな」と正直思いました。
本当に肉や魚はもちろん乳製品に至るまで動物性の食材はまったく使用されていないんですよ。
素朴な自然そのままの食材を、まるで「本当に野菜だけ?」って思うような彩りある、そして優しい味付けでいただくことができます。
ホント、間違いなく身体に優しいと思いますし、女性の皆さんには特に受けがよいようです。
わざわざ北海道や四国から来られるリピーターの方もいらっしゃるそうです。
さて、お店は昼の部と夜の部がありますが、今回はランチコースをいただきに行きました。
今回、私がいただいたお料理
今回いただいたお料理はこちら。お昼のコース「なないろの歌」2,400円です。
こちらがメインで
そして、こちらがデザート。
どうです?すごい品数でしょう?コレがすべて野菜で作られているんです。
料理については、配膳されたときにお店の方が説明してくれます。
ただ、物覚えが悪いので、かすかな記憶を元にレポートしますね。
こちらはサラダ。カボスで味付けされたポテトが爽やかな風味でした。
秋ということでにんじんを型抜きして作ったモミジがかわいい♪
サラダの右隣のがツルムラサキのおひたしで、秋ミョウガが載っています。酸味の利いた味付けで、ツルムラサキはホウレンソウっぽいですが、栄養価はホウレンソウよりも高いのだそうです。
そして、その右上のは白和え。中には栗が入っていて、その甘みが良いアクセントになっています。
右端にあるのが漬物です。この漬物がこのお店で唯一、他店の商品をそのまま出しているものだそうです。
こちらもこだわりの酒粕で漬け込まれたおすすめの漬物だそうです。
次に、かぼちゃのスープ。全体の写真には写っていませんでしたが、暖かいものを食事開始後に出してくれます。
このかぼちゃのスープ、すごい濃厚で、とろみもすごい。このスープだけでもお腹が満足しそうです。
こちらはレンコンが混ぜ込まれた豆腐。ただの豆腐よりほんのちょっぴり歯ごたえがあって、レンコンの風味が良い感じです。
右は冬瓜を甘く煮たもの。
左は・・・忘れました。「何か」をピーマンと赤ピーマンと混ぜ合わせて玄米粉でつないでいるのだそうです。
しょうがを薬味にいただきました。
冬瓜の上の花がキレイでした。
今回の料理の中でメインといえるのがこれでしょう。
これ、グラタンですが、チーズはもちろん使っていません。玄米粉で作った和風グラタンなのだそうです。
赤いのはイチジク、ギンナンも見えますね。グラタンの中にはたまねぎやキノコです。
こちらも濃厚で、一番濃厚な味付けだったですね。本当に「グラタン」って感じ♪
ただ、私の好みとして、イチジクのようなフルーツ系は別に食べた方が好きかも・・・
酢豚のパイナッポーとか、ハンバーグに載っているパイナッポーとか、サラダに入っている干しぶどうとかは、大好きにはなれない人間ですからwwww
そして、こちらがご飯です。
色が違いますね、これは玄米と古代米のハーフ&ハーフです。
こちらの玄米、とても美味しく炊いてありまして、今度炊き方を教えてもらおうと思っています。
私も自宅で玄米炊いて食べていますが、「固い」か、「柔らかすぎる」という、結構炊くのが難しく、こちらのは米粒ひとつひとつがしっかりしているにも関わらず、お米の中はふっくらしていてとても美味しいのです。
コレは次回来店の際の宿題ということで・・・
こちらはデザートのサツマイモとサトイモのプリンです。上にはマツノミと玄米粉。こちらの玄米粉はお湯で溶かすとコーヒーの味に近いものだそうです。プリンの味にアクセントを加えます。
サツマイモだけでもいいんじゃない?って思いましたけど、甘みがほんのりまろやかになって、サツマイモにサトイモを混ぜることでこんなに違うのかなと驚きでした。
飲み物は三種類から選択できますが、今回はやさいコーヒー。カフェインゼロだそうです。
確かに普通のコーヒーとは風味が違いますが、これはこれで美味しいですね。これなら子供も飲めるからいいんじゃないですかね。
料理以外にもたくさんのこだわり(目・耳・肌)
さて、こちらのお店、ただ身体によい材料で料理を提供するだけではありません。
こだわりは他にもいろいろあって、人が「元気」であるためには、身体はもちろんですが「心」にも栄養が必要ということで、食事のときに「目に触れるもの」「肌に触れるもの」「耳に聞える音」にもこだわっています。
まず、手や口に触れるもの
料理が盛り付けられた器の数々は、山口県の萩焼をはじめ、沖縄の焼き物、中には新進アーティストの作品などが使用されています。
私が人目で気に入った箸置きがこれ。鳥が元気に羽ばたくいかしたデザインだと思いませんか?
それと、食器が並べられたお膳ですが、こちら「桐」で作られた特注品です。
こちらはやさいコーヒーに入れるミルク(豆乳です)が注がれた器。硝子に丸い気泡が入っていて、これがデザインになっています。
そして、こちらはまん丸な砂糖入れ。
中のサトウキビの砂糖もキラキラ輝いています。
そして、目に入ってくる景色
このお店では基本、窓から外の景色を眺めながら食事を取れるようにカウンターテーブルが設置されています。
写真にはあまり写っていませんが、湖(ため池かな・・・)も見えます。
季節の自然の風景を愛でることができます。
耳に流れる音楽は・・・
音楽は是非お店で聴いてみてくださいww
お店の方が他のお客さんと話していたのに聞き耳を立てていたのですが、流している音楽もリラックス効果の高い音楽を選んでいるそうですよ
「なないろのんた」について詳しくは・・・
自然食材のお料理でお腹いっぱいになって、お店を後にしました。
これからも数ヶ月に一回はやさいだけの食事を楽しみたいと思います。
こちら玄関
お店の外観はこんな感じ
ちなみに、このお店は食材の調達、調理にも手間をかけていますので、完全予約制となっています。
できれば前日までに。当日でも、お電話をしてみて運がよければOKのときもあります。
よかったらホームページを覗いてみてくださいね
季節の野菜懐石 なないろのんた のホームページ