日本食に期待!昔の日本人は粗食でも凄かったらしい
日本食だけを食べていた昔の日本人の体力は凄かったらしい。
私、一応武術を少しかじっておりましが、昔の達人達の驚異的な体力の逸話がたくさん残っております。
YOUTUBEにも動画がありますが、合気道の植芝盛平や塩田剛三、柔道の三船久三など、身体は華奢なのにものすごい技と力です。
さて、東京両国の東京江戸博物館にも当時の実物大人形があるのですが、昔の日本人は小さかったですよね。
なのに、「女性でも米俵を何個もかかえることができた」とか、「本当なの?」って思うような逸話も残っています
先日、明石家さんまさんのテレビ番組を観ていたら、日本食の凄さについてのことをやっていました。
お話していたのは総合医療評論家の亀井眞樹さん。
これによると、日本食しか食べていなかった時代、日本人の体力は驚異的だったのだそうです。
その証拠がこれ。
明治時代初期、東京大学医学部に招聘されたベルツ博士という方がいらっしゃったそうです。
その博士が、東京を出発して日光まで110kmを旅行したのだそうです。
その間、6回馬を乗り換えて14時間かかったそうです。
ところが、同じタイミングで体重54キロの日本人が人力車に乗って、その人力車の車夫は110kmを馬とほぼ同じ14時間半で踏破したのだそうです。
馬は6頭を乗り継ぎ、でも車夫は一人で110kmをほぼ同じ時間で踏破・・・
恐ろしい話です。現代なら「絶対にありえない」ですよね
当然、博士はびっくりしたでしょう。
で、博士は尋ねたそうです。「何を食べているのか?」と
と車夫は、「玄米と梅干と大根の千切りの味噌汁、たくあん」と答えたそうです。
で、西洋人の博士は思ったそうです。
「肉を食わしたら、もっと凄いことになるんじゃないか」
で、凄い期待をしながら、肉食に変えさせたそうです。
しかし、肉食に変えてから40キロの人力車を40キロ引かせたところ、肉食化した車夫は3日で根を上げ、「元の食事に戻させてくれ」と訴えたのだそうです。
なんと、元の食事に戻したら、また元気に人力車を引けるようになったのだそうです。
日本食のときの車夫と肉食にしてからの車夫のスクワット回数の比較もしたらしく、
日本食のみのとき=1,800回
肉食のとき=300回
だったそうです。
肉食はもちろん、飽食が当たり前となった日本の食生活
生活習慣病や三大疾病などはもとより、人間の基本性能までもが、実は食事に大きな影響を与えられているということでしょうか?
美味しいものが好きなので、まったく日本食のみ、というのはすぐには無理ですが、いざとなったら、玄米と漬物と味噌汁でも、実は十分に頑張れるってことですね。
「美味しいものが食べたい」という「欲」さえコントロールすれば、健康と節約を両立することができるんじゃないかなと、驚いた次第です。