玄米ご飯 今日は美味く炊けた!簡単、発芽玄米にして食べよう!
食からの健康づくりということで、2年前から玄米を食べています。
今日は、とても美味く玄米が炊けて、言いたくて言いたくてしょうがないので投稿しました。
まずは、炊きたてのご飯の画像をご覧ください。
実は、8月からお米そのものが変わった(新しいのを買った)というのもありますが、実はこのお米、今日がはじめての炊飯ではないんですね。
2回くらいは食べている。
だけど今日のご飯はちょっと違った
白米を食べているのとそう違和感のないデキだったんですね。
正直、自分でも驚いたんです。
ご飯をもっと拡大するとこんな感じ
さて、ではこれまでの2回の炊飯と今回とで、何が違うというのか
実ははっきりはわからないんですね。
今回だけかなり力を入れて仕込んだというわけではありませんでしたから・・・
でも、思いつくとしたら・・・
「あ!これ発芽に失敗したか!?」という瞬間が今回はあったということです。
それはこの場面
さて、これは玄米食をされている方にはわかっていただける光景だと思いますが、改めてご説明いたしますね。
話はちょっと長くなりますが、まずはここから聴いてください
実は玄米を白米と同じように洗米してすぐに炊いちゃうと、「身体に毒になる」んだそうです。
これを「発芽抑制因子」といって化学的名称で言うと「アブシジン酸」という物質なのだそうです。
玄米食は完全栄養食で身体に良いというのが一般常識だと思うんですが、何も考えないで白米と同じように玄米を炊いて食べ続けると、結果健康を害してしまうという矛盾の世界ですね。
もっと詳しくすると、この毒は身体の細胞の中にあるミトコンドリアを傷つけてしまうものだそうで、そうなるとエネルギー代謝が悪くなってしまうので、体温の低下や免疫力の低下につながり、ガンの発生にもつながってしまうのだそうです。
この発芽抑制因子、植物の種の基本性能のようなもので、動物達に食べられすぎないようにするためだったり、栄養素が抜けてしまわないようにする仕組みなのだそうです。
さて、では、どうしたらこの毒素を抜いて美味しくいただくことができるのか?
まあ、これもすでに言われすぎていることなのですが、「発芽させる」ということです。
発芽抑制因子は、発芽状態になると消えてしまうので、お米を水につけて、初夏に田んぼに植えられた状態をつくってやると、目が覚めて成長しようとするんですね。
この状態になると「種を守るための毒素」はなくなって、今度は自然の生命力がモリモリわいてくるというわけです。
はい、やっと具体的な方法に入りますが、それは玄米をぬるま湯につけて半日から1日置くというものです。
で、先ほどの写真のような鍋が出てくるのですね。
今回のご飯は、昨日の夕方、軽く洗米した後に、約40度のぬるま湯につけて約1日置いてました。
で、またまた同じ写真が出てきますが・・・まあ、見てください。
ご覧になってお分かりと思いますが、見事に泡立っております。
これは発芽するときに発酵してしまうからなのですね。日本酒のような臭いがします。
ただ、今回はこれがちょっときつかったのですね。
泡立ちもこんなになったのは久しぶりでした。
「もしかしたら腐らしちゃったかな?」と心配になったのですが、何度も水で洗米して、なんとか臭いが気にならない程度になったので、「いいか、炊いちゃおう」となったわけです。
ちなみに炊飯は普通の電気炊飯器です。
ですが、食べてみてびっくりだったわけです。これまでの玄米独特の臭いが逆になくて、本当に白米に近い味と食感でした。
嫁もそう言っていたので、あながち嘘ではないと思っています。
今回は本当に良い経験になりました。
だけど、これから気温も下がってくるので、発芽してこのような状態になるのにどのような技術がいるのか今から検証してみたいと思います。
ちなみに、私は玄米の発芽を加速し安定させるために、保温鍋?なるものを使っています。
象印にシャトルシェフっていうものがあったと思うんですが、そちらは高価なので、ネットで見つけました。
それがこれ↓
保温調理鍋 プロフィットクッカー 真空二重構造 3.5L
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これは真空魔法瓶の鍋版といったものでして、これなら発芽に最適な温度を維持できるので、少しでも早く発芽させられるんじゃないかと思って使ってます。
あとは、おでんの大根の下湯でをこれでやるとガス代の節約にもなるし、そもそもそういう光熱水費の節約のためのグッズです。
よろしかったら使ってみてください
さて、明日は2日目の玄米ご飯の味はどうなのか?楽しみです。
明日ご報告しますね!
では!今回はこれにて!