心と身体は密接に関連しているらしい~セラピーで気づかせてもらったこと~
最近のメンタル不調を改善するため、セラピストさんに相談する御縁をいだだきました。
初めてだったので、カウンセリングが中心でしたが、私に与えられた今後取り組むこととして、「岩盤浴に定期的に行くように」ということでした。
「???」って最初は思いました。
もちろん、自分がアダルトチルドレンではないかと思っており、これを改善するためにはどういうふうに考えていけばよいのか、とか、精神科で軽度のうつ病と診断されたこととかはちゃんと伝えました。
でも、セラピストさんが私をみて感じたのは、私の中に私が仕事や家庭、その他プライベートで関わっている他人の感情(だったと思う)がいっぱいになっていて、心の器の中に隙間が無くなっていることが原因ではないか、とのことでした。
確かに、自分が普段大切にしているのは、「どうやったら困っている人達を改善できるか」ということで、結構他人に深入りしてしまう性格であること、そして、現在の悩みの核心でもあるのだけれど、とにかく他人がどう考えているか、感じているかが気になること(これが自分を一番苦しめてはいるのだが・・・)を考えると、なんとなくそんな気がしてきます。
「自分がこうしたい」ということが無くて、特に仕事ではこういう状況が同僚からの不評をかっています。
他人や周りのことを気にしすぎると、「客観的」な見方ばかりになってしまい、「・・・しなければならない」という義務感で動くことが普通になってしまうそうです。
他人がそう思っているから、とか、他人が喜ぶように、とか、職場の同僚達がどう思っているか、とか、これに対するクライアントのためにはどうすればよいか、とか・・・
中には相反するものがあって、どちらかというとクライアント側の視点に立ってしまうと、職場で孤立したりして、実はこれが現在の不調の一番の原因だとは思っていますが・・・
まさに今までの自分はそればっかり・・・
簡単に言うと、「あちらを立てればこちらが立たず」に囲まれているって感じでしょうか・・・
他人はそれぞれいろんな価値観を持っているので、同時に成立させようとするけど、できるわけないから混乱し、自己不信になり不安になる・・・
そして、本来の「・・・したい」というのは「主観」があるから出てくるものだそうで、この「主観」というものが私から失われてしまっているようです。
で、なぜ「岩盤浴」かというところにつながるのですが、今の状況を「心だけ」で乗り越えようとするのは厳しいということらしいです。
一般的にも言われていますけど、心と身体はつながっていて、「健全な精神は健全な肉体に宿る」とかいうことわざもありますよね。
岩盤浴で汗をかくことで、効果があるらしいです。
岩盤浴でかく汗は、サウナとか運動とかで出る汗とは異なるのだそうです。
特に「皮脂腺」から油の汗を出すには岩盤浴が効果的で、だから私には良いのだそうです。
こういったデトックスをすることで、「心の器にいっぱいになった他人のこと(客観性)」も排出していくことができるらしいです。(時間はかかるようですが・・・)
また、客観性は副交感神経、主観は交感神経とかかわりが強いということもあるらしく、こういった身体からのアプローチで「心」を改善していくということも必要なようです。
今回よかったのは、私、温泉とかは大好きなので、これなら楽しみながら続けることができそうです。