はじめての鹿島神宮参拝。いろいろあったけど、素晴らしい「気」と「気づき」をいただきました。

明日から東京でカウンセラーの勉強ということで、せっかくの機会なので朝一番の飛行機で来て、茨城県の鹿島神宮にお参りしました。

そんなに詳しい方ではないのですが、鹿島神宮といえば鹿島神宮のHPに

鹿島神宮は、日本建国・武道の神様である「武甕槌大神」を御祭神とする、神武天皇元年創建の由緒ある神社です。

とあり、かの無敗の剣豪 塚原卜伝が自らの剣術を極める道に進むこととなった縁が生まれた場所でもあります。

「武道の神様」ということで、いつかはお参りできたらなと思っていましたが、そもそも山口県からは遠いのでなかなか思い至らなかったのですね。

ですが、先月から御朱印をいただくようになったのを機会に、漠然とした願望だったのを、いつ実行に移せるのか、具体的に考えるようになって、結果、お参りの計画を立てたわけです。

羽田空港から高速バスに乗って2時間、食事に30分、参拝に1時間くらいかけられると想定していたのですが、「バスはタイトなスケジュールでは使わないようがよい」という気づきを生む結果となりました。

というのも、出発は時間通りだったし、道路も渋滞なんかしていなかったのに、到着が30分遅れました。

これはキツかったですね。

で、これを教訓に帰るの交通機関を鉄道に変更。

駅までの往復徒歩の時間があるので、参拝時間は都合30分ということになりました。

HPでは「東京ドーム15個分に及ぶ境内地」とあったので、これは厳しいなと。

ですが良かったですよ。

本殿は意外と近かったし、御朱印もいただけたし、時間ギリギリではありましたが奥宮にも参拝できました。

奥宮は徳川家康が奉納した社殿だそうで、慶長10年(1605年)のものらしいです。

もともとは本殿だったらしいのですが、二代将軍秀忠が本殿を奉建した際に奥宮の神殿として移築されたらしいです。

屋根など苔むしていて、すごく荘厳ないで立ちでした。

そしてなによりも境内の「清浄な気」です。

ものすごく気持ちが良くて、呼吸の一つ一つで身体の中の霊的なものがどんどん清められていく気がしました。

天気も雲ひとつない快晴でしたしね。

さらに、武術と連動した一つの気づきをいただきました。

時間に追われて余裕がないときは、「急ぐ」動作と同時に「心もあわてている」ということが一般的ですね。

ある意味「我を忘れた状態」とも言えるのかな?悪い意味で。

この精神状態は良いわけはないですね。

なので、鹿島神宮の参道を急ぐとき、身体は速く道を急ぎつつも、心はゆったりと神域の気を吸い込み、邪気を吐き出すということに務めました。

確かに、いくらあせっても足が速くなるわけじゃないしね。

すると、心が平穏になって、足早なのにその時間をとても有意義に感じることができたのです。

そう、速く動かしている身体もリラックスしていましたね。

ほんのわずか30分の滞在時間でしたが、天気も快晴で風も心地よく、「ずっとここに居たいな」と思える場所でした。

鹿島神宮、まだ行けていない名所がありますので、今度は特別に時間をつくってお参りさせていただきたいと思いました。

さて、ここに来て知ったのですが、「鹿島立ち」という言葉があるそうです。

調べて見ますと「門出」、「旅立ち」、「出発」ということですね。

まさに「次の人生」に向けての「鹿島立ち」となる記念すべき日になったのだと思っています。

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