ひきこもりの社会復帰支援のクラウドファンディングが目標を達成!

インフルエンザからの復活後、なかなか忙しくてブログが更新できなかったのですが、今日はうれしいご報告です。

以前ご紹介したひきこもりの社会復帰支援のクラウドファンディングですが、先ほどプロジェクト期間が終了いたしまして、目標額1,000,000円のところを、なんと1,430,000円の寄付が集まり、めでたく目標を達成いたしました!

自分もすばらしい取り組みだと思ったので、ほんの少しだけ応援したのですが、何はともあれよかったです。

このブログを見て応援していただけた人がいらっしゃいましたら、改めて私からもお礼申し上げます。本当にありがとうございましたm(_ _)m

 

さて、以前の紹介記事でも書いたのですが、日本全体の人口問題がここ数年問題となっています。(特に政治や行政のほうで、ですが・・・)

過去の記事 引きこもりを社会復帰させて地域社会の人材を増やそう!

この人口減少が、社会にとって本当に深刻な問題であるかどうかの議論は別として、経済を豊かさの基準とする現代社会にとっては、人口の現象はマーケットの縮小に直結するので、そういう視点から見ると「問題」ではあります。

しかし、では人口を増やすことはできるのか?

私が思うのは、人口減少を食い止めるためには、

①結婚している夫婦がもう何人か子供を産んでくれる

②未婚の人たちが結婚して子供を産んでくれる

③自殺者を減らす

この3つしかないと思うんですよ。

他に純粋に日本の国の人口を増やす方法ってありますかね?

ほかに簡単な方法として、外国からの移民を受け入れるというのもあるでしょうけど、まあグローバル社会だからといって、「人口を増やすという目的のためだけ」にやることではないんじゃないかなと思っています。(島国根性丸出しかもしれませんけどね)

で、この「引きこもりの社会復帰」が効果を発揮すると思われるのが②と③だと思うんです。

人は間違いなくいるんです!

山口県内にも引きこもりの方たちが約2万人!

全国の自殺者が約3万人!

でも「結婚しない」とか「子供は産まない」とか、もっと悲しいのは「死んじゃう」ってことになると、そりゃ人は増えないでしょう。

 

ただ、私は「人口を増やすべし!」ということを熱烈に主張しているわけではありません。

私はどちらかというと、現在の人口減少ブームや地方創生ブームについては冷ややかな目で見ています。

すでに何十年も前からコツコツ取り組んでいる地方自治体がある一方で、これまで「そんなの関係ねぇ」「経済発展だ、地域振興だ!」と何もしてこなかった政府や地方自治体が、いまさら「人口減少大変!」「移住だ!」「定住対策だ!」などと流行り病のように口を合わせて叫んでいる現状には本当に懐疑的です。

結局、政府の情報操作による政治的誘導で国全体が踊らされている恐れが強いんですよね。

そして、いずれこの人口問題も飽きてくるでしょうから、今度はまた違う「ネタ」を探してきて、今流行の「地方創生ブーム」はやがて終了し、せっかくやる気になって頑張り始めた地方自治体に対する補助金や交付金はのきなみ事業仕分けにあって、速攻で消えていくでしょう。

政府と地方自治体を取り巻く歴史は、いつもこの繰り返しです。

まさに愚考のスパイラルと言っても過言ではないかもしれません。

 

また愚痴になってしまいましたが、何よりもこの引きこもりの社会復帰支援には、未婚者の結婚や自殺者の減少に大きな力を発揮するんじゃないかと思っています。

現実に地域に存在する貴重な「命」、大切な人たちです。

でも、引きこもりになってしまう人たちは多分優しい人たちが多いから、「成果主義」「競争主義」の現代社会の荒波の中で、心傷ついてふさぎ込んでしまっているんじゃないかな。

彼ら彼女らが、元気に自分らしく生きられるようになるって、本当に素晴らしいことだと思うんです。

クラウドファンディングで見事目標を達成したこの取り組みが、日本全国にくすぶる貴重な人材たちの復活を促すことをとても期待しています。

最後に、このNPOのHPのリンクを貼っておきます。

クラウドファンディングだけではなくて、常時皆様からのあたたかい寄付も受け付けていると思うので、ご支援いただける方がいらっしゃったら、是非覗いてみてください。

認定NPO法人なので、寄付金控除の対象になるそうです。

認定特定非営利活動法人 支えてねっとワーク

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